きもの あれこれ 洗ったり

きものを自分で洗う、縫って直す、着付けをあれこれ試すなど経験したこと、学んだことをなど綴ってみます。

夏のお宮参りをするには備えが必要  夏のお宮参り編1

夏にお宮参りをすることになった。いろいろあって7月になってしまった(2回目のお宮参りである)。

産着は夏用があるらしいけど、ここはやはり大切にメンテ(セルフ水洗い)した我が家の一つ身の着物を使おう。

さて、自分の着物はどうするか。夏に着物を着るのはもう何年かぶりだが、一番の記憶はとにかく暑かったこと。常々思うが、現在の日本の夏の気候に着物で外出は向いてない気がする。とくに、自分のような汗かきには体調、着物ともに面倒なことが多い。
そこで、夏のお宮参りで着物をできるだけ快適かつ楽にさせる対策をしてみた。

夏の着物対策

  1. 着物の下 インナー
  2. 衿について
  3. 帯周りの対策

1.着物の下 インナー問題

これはもう相当調べた。そして調べるほどに混乱でしかない。袷の季節(1~5月と10~12月)は長襦袢の袖が長いすぎ短すぎはダメとか、柄の良し悪しなど着付稽古のとき話していたのに、夏物はなんと筒袖がアリなんて。そして肌襦袢半襦袢の上に着物を着るのもアリとかもう混乱。夏は礼装でなければ着物の中は軽装がアリとか(?)。よって内輪のお宮参りなので、着物の下は肌襦袢にして、できるだけ軽装になり7月の暑さに挑みました。
結果、肌襦袢を軽装にしても暑い。日本の夏は暑い。保冷剤も活用したけど、なにより着物に風を通すことと、できるだけ布地をまとわないことが負担減になると実感でした。

 

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できるだけ着物の汗が染みないよう上身頃は厚手、かつ着物の襟から見えないよう衿ぐりの大きいもの。下半身はの足さばきが良いようさらっとした素材でこのインナー。
夏だけでなく通年重宝できる一品。
って、こんな着方は怒られるかもですが、私はこれでも倒れるかもくらいに暑かったのでした。

 

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暑かったけど、ありがたいことに子どもは寝てくれていた(気絶はしていない、、たしか)。

つづく