きもの あれこれ 洗ったり

きものを自分で洗う、縫って直す、着付けをあれこれ試すなど経験したこと、学んだことをなど綴ってみます。

帯締めの収納は100円ケースで

着物は小物が多い。そして紐や布類のため形状が固定しずらく、薄い、小さいなど扱いには気を遣う。
その一つに帯締め。母はタンスの上部の小さいほうの引き出しに帯締めを収納していた。しかし、上手く収納できてはいなかった記憶がある。

そこで、私が実践している帯締めの収納法は、100円ケース収納である。A4サイズで同じ形、深さのケースを合わせ留めて使用するタイプのものである。

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この収納方法には便利な点がいくつもある。

ケース収納のおすすめポイント

  1. 重ねずに1本ごとに並べて収納できる
  2. 透明のため、収納しているものを全て一目で把握できる
  3. 紐が動きにくく、房・紐どうしが絡まり傷めることがない

1.重ねずに1本ごとに並べて収納

ケースの深さは、帯締めを1本ないし2本を上に重ねられるほどであるが、そこが好都合。ケースのフタを閉めても、中身が動きにくく安定するのである。それに、ケースを縦においても中身が動きずらい点もかなりいい。

2.透明なため一目で把握できる

着物だけでなく、収納全般に言えることだが、一目で全体を把握できることはかなり強い。そのため、透明ケースで収納できるのは、かなり使いやすい。
ケースごとに種類分けしてラベルを貼れば、季節やTPO、色味ごとなど自分なりの使いやすい管理できる。

3.房・紐どうしが絡まり傷めることがない

深さのある引き出しに無造作にしまっていると、取り出す時に違う紐も引っ張り出してしまう。その際に房も傷めてしまうこともある。しかし、重ねても2本程度の深さしかなく、ケースの中でほぼ固定されるので絡まり・傷みを防げる。

 

着物には小物合わせも楽しみたいもの。何通りもの小物の組み合わせを試したい。それには小物をいかに整理して、取り出しやすくするが重要。ケースなので、簡単に持ち運びでき、帯締めの色合わせに何本も試したいときにも取り出す際の手間がかからない。

和装小物は宝の持ち腐れにならないよう、確認しやすく、取り出しやすい収納がいい。それにはぜひ、おすすめの収納方法である。

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