きもの あれこれ 洗ったり

きものを自分で洗う、縫って直す、着付けをあれこれ試すなど経験したこと、学んだことをなど綴ってみます。

お宮参りと初着について

娘のお宮参りのために初着を用意することにしました。子どもの時の着物が実家の奥深くにありそう!さっそく探してみることにしました。

さて、そもそも「お宮参り」とはなんぞやという疑問から、日本の伝統文化ときものについて改めてお勉強してみました。

 お宮参り

「産土参り(うぶすな‐まいり)」とも言い、生まれた子供が初めて産土神に参ること。(産土神とは、その人の生まれた土地を守る神のこと。)赤子は初着をまとい、生まれた事を神様に報告する儀式。

 

初着

お宮参りの初着は一つ身とされます。

 

一つ身

背中に縫い目の無いきもの。昔は乳幼児が無事に大きく成長することは難しかったので、初着に背縫いが無いことで、背後から魔物が入らないよう「一つ身の着物」がよいと考えられていた。また、背中の縫い取りが「背守り」として魔除けの意味もあったとのこと。

 

なるほど。日本の民族衣装であるきものから、伝統的な文化が見えてきて、奥深いものだと関心です。

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(つづく)