夏用の帯板は優れもの 夏のお宮参り編3
夏の着物で涼しくできるもう1か所は「帯回り」。
帯は夏帯素材により涼しくはなるのだが、小物使いでも工夫ができるのである。
帯回りの暑さ対策
- 帯板
- 帯枕
この2点である。
夏用の帯板
帯板といってもいろいろなものがある。和装小物屋に行くといくつか置いてあったりする。
さて、夏の涼しさを求めるなら、全面がメッシュになった帯板がよい。通気性がよいのである。中央のプラスチック部分は、帯締を締めたときに結び目が帯に食い込まないよう施されている。すばらしい。
ちなみに、この帯板は夏以外にもつけたいところだが、メッシュのため全体的に柔らかかく、帯締めに負けてしまう。どうなるかというと、帯締めが帯に食い込みやすくなってしまう。逆に、全面が硬めの帯板であれば、帯締めが帯に食い込むのを防いでくれる。
着付け教室とか、和装小物屋で初めての帯板を買う場合、下の画像にある、上のものを進められると思う。自分が着物を良く着る時期や帯の素材をお店で相談すると良いかも。
今度、いろいろな帯板についても考えてみようかな。
つづく